最先端のシックハウス対策
木材保護塗料の問題点 1
1、耐候性能の不足
各種の塗料がカタログに高耐久を謳い販売しているが、
塗り替えのサイクルについては一番販売実績が多い製品
でも、初回が3年で、以後5年毎に塗り替えを推奨している、
現実問題として民間では予算取りが可能でも、公共施設
では初回の3年での塗り替えは難しく、最初の塗り替え
時期には基材の木材の劣化、風化が進んでしまう。
国内の木材保護塗料塗り(WP)について
「樹脂及び着色顔料のほかに、防腐、防カビ、防虫効果を有する
薬剤を含むことを特徴とする既調合の半透明塗料」
と定義され、性能規格を満たしたものが木材保護塗料 と
認定されます。
乾燥時間 16hr以内
促進耐候性 480時間の照射で、ふくれ・割れ・はがれがなく、
色の変化の程度が見本品と比べて大きくないものとする。
防虫性能 薬剤添加必須
防腐性能 薬剤添加必須
かび抵抗性能 薬剤添加必須
促進耐候性が480時間と言うのは、海外の外装用塗料の基準と
比較するとハードルが低いと言わざるを得ません。
ちなみにアメリカの工業規格では外装用として販売する為には
促進耐候性試験で2000時間をクリアしなければなりません。
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