最先端のシックハウス対策
天 井 ■汚れがひどく塗りつぶしたい場合(リフォーム)(塗りつぶし)■ (下塗) 製品名: ニューウォールボードプライムコート HPV 吸湿性の高い多孔質な材料の表面改質用のプライマーです。 使用前に良く攪拌し流動性 を上げて使用します。 更に流動性を上げるには暖める事も効果的です。 粘度が高いからと 言って多めの水で薄めないで下さい。 水は20%を限度として下さい。 ローラー塗装が最適 で、極力薄く塗り広げるようにして下さい。 通常ワンコートで十分です。 塗装後は上塗りの水 性塗料の吸収性を押さえ、天井材に吸収されたヤニや汚れの浮き出しを押さえるステインブロ ッカーとしても有効です。 (中塗・仕上塗)製品名: フラット/エッグシェル・エナメル ゼロVOC 有害な溶剤を一切含まない完全ゼロVOCの世界で始めてのエマルジョン塗料です。 ツヤの ご要求に合せフラット(シルキーな光沢)、エッグシェル(落ち着いた光沢)を選択し、2回コート します。ローラー塗装が最適です。
注意点: 1.ニューウォールボードHPVは高粘度のプライマーです。 カオリン粘度や石灰岩の様な固形 成分が70%含まれそれらが沈殿していることがあります。 使用前には必ず良く攪拌して流動 性を高めてから使用して下さい。 ローラー塗装で薄く塗り広げる事が原則ですが、刷毛塗り する場合には20%程度の水で薄められます。 水で薄めた場合は二回コートしてください。 2.トップコートに光沢のあるエナメルを選定すると、照明器具の反射でツヤムラが目立ちます からエッグシェル程度のツヤをお勧めください。 クロス貼りの天井材 ■新築及びリフォーム(塗りつぶし)■ (中塗・仕上塗)(下塗) 製品名: トランジショナルプライマー 素材と水性塗料の密着性を上げる架橋材として有効です。 リフォームの場合には塗装後に 浮き出てくるステインブロッカーとしても非常に有効なプライマーです。 新築の場合はワンコー トで十分ですが、リフォームの場合は、下地の汚れの程度に応じ二回コートが必要になりま す。 ローラー塗装が最適です。 (中塗・仕上塗) 製品名: フラット/エッグシェル・エナメル ゼロVOC 上記参照下さい。
注意点: 1.トランジショナルを2回コートする場合は、重ね塗りの間隔を十分取り、一回目のコートが完 全に乾燥したことを確認して下さい。 この時間が短いと、2回のコートが一回で厚塗りした事と 同じ事になり、ヤニなどのブロック効果が低下します。 2.トップコートに光沢のあるエナメルを選定すると、照明器具の反射でツヤムラが目立ちます からエッグシェル程度のツヤをお勧めください。 3.ビニールクロスには可塑剤が含まれています。 油状の揮発性の低い化学物質で、セーフ コートが作る塗膜も柔らかくします。 表面の感触が少し粘着性がある時は、この可塑剤が染 み出している可能性がありますから、強力な洗浄剤で確実に拭取ってから塗装します。 木目調貼り板天井材 ■新築及びリフォーム(透明・シルキーなツヤの仕上がり)■ (中塗・仕上塗) 製品名: セーフシール 密着性が高く、有害化学物質の封止効果が高いシーラーです。 落ち着いたシルキーな光沢 の仕上りが得られます。 塗装後は濡れた雑巾で掃除ができます。 ツヤのご要求に合わせ、 ワンコート、二回コートを決めます。 水で薄めることは厳禁です。 塗装前に弾きの問題がな いか目立たない所で試験をして下さい。 刷毛、ローラーで塗装できます。
注意点: 1. 下地の塗装により弾かれる場合があります。 必ず、目立たない所で試験して下さい。 弾 かれるような場合はハードシールが使用できる場合があります。 木製天井材 ■新築及びリフォーム(透明・シルキーなツヤの仕上がり)■ (下塗) 製品名: ロック・インサンディングシーラー 完全浸透性のシーラーです。 木材表面の吸収率を整え、上塗り塗料の使用量を減らすこと ができます。 塗装後はヤニやタンニンの染み出しを防ぐステインブロッカーとしても有効で す。 水性塗料にありがちな木目浮きや、以後の水性塗料による毛羽立ちを最小にします。 ワンコートで十分です。 水で薄めることは厳禁です。 (中塗・仕上塗) 製品名: アクリラック・サテン 落ち着いたツヤで、汚れの付きにくい仕上がりになります。 レベリングに優れた塗料ですから 刷毛塗りでも綺麗な表面に仕上がります。 ローラーでの塗装は"泡噛み"の原因になりますか ら決してしないで下さい。 1回の塗装で十分機能を発揮します。
注意点: 1.ロック・イン塗装後は、必ず毛羽取りをしてからアクリラック・サテンを塗装して下さい。これ を怠ると仕上りのざら付きが照明で目立ちます。 リフォーム時の注意事項 1.シンク効果により、天井材に吸収された様々な化学物質などがセーフコート製品に含まれ る水分に溶け出て反応し、セーフコートのフィルムが完成されていないうちは室内空気中にそ れらが放散され、施工中に異様な臭気を発生する事があります。これはフィルムが完成するま で二日間ほど続きます。 必ず、施工中と施工後二日間ほどはこまめに換気するよう、施工業 者と居住者には前もって注意を促して置いてください。フィルムが完成する二日後以降、臭い は無くなります。 2.エナメルペイントで塗りつぶす場合、トランジショナルプライマーは出来るだけ二回コートを する様にして下さい。仕上ペイントが淡い色ほどヤニや汚れの浮き出しが目立ちます。その防 止としてトランジショナルプライマーは二回コートが必要で、重ね塗りの時間は最低4時間、冬 季は更に長く置いてから二回目のコートをして下さい。この時間が短いと十分な汚れのブロッ ク能力を発揮しない場合があります。 3.多孔質性の天井材以外の清掃は、スーパークリーンを汚れの度合いに応じて、7倍から15 倍の水で薄め雑巾がけで清掃して下さい。掃除後、スーパークリーンを水拭きする必要はあり ません。(原液で清掃した場合は水拭きが必要です。)多孔質の天井材は、バキュームクリー ナーでホコリを取り除いて置いて下さい。水拭きは汚れを拡散するだけですから、トランジショ ナルプライマーをしっかりとコートして、汚れをカバーします。 4.合成樹脂クロスには可塑剤が含まれています。これはフタル酸ジブチルに代表される油状 の揮発性の遅い化学物質で、セーフコートの樹脂までも柔らかくします。この物質の存在は、 クロス表面を手でなぜた時に油っぽい感触がした場合は可塑剤が表面に染み出してきて付着 していると考えられます。このような場合には、強力な洗浄剤で拭き取る必要があります。これ を怠ると乾燥後も長くスタック(ネチャつき)が残り、クレームの出る原因になります。
壁 天井の部分とオーバーラップする場合が多いのですが、クロス張りでの特殊プライマーが開発 されています。 クロス張りされた壁内での結露を防ぐベーパーバリーアコートです。 水蒸気 を完全に通さないコート材で、石膏ボードに直接塗布します。 クロス貼りの壁 ■新築及びリフォーム(塗りつぶし)■ (下塗) 製品名: トランジショナルプライマー 上記参照下さい。 (中塗・仕上塗) 製品名: フラット/エッグシェル・セミグロス・エナメル ゼロVOC 上記参照下さい。 セミグロス・ゼロVOCエナメルはツヤのある仕上がりになります。
注意点: 1.リフォームではトランジショナル塗装前にSuperChoiceスーパークリーンを7から15倍に薄 めた液で清掃して下さい。タバコのヤニや油汚れを取り除いて置いて下さい。塗装中の異臭も 少なくすることが出来ます。 2.エナメルを刷毛で塗装する場合、原液のままでは粘性が高過ぎ刷毛目が残る様でしたら、 5%の水で薄めて下さい。セミグロスの場合、塗膜が乾燥し始めたところを刷毛やローラーで 触るとツヤ引けの原因になります。 コンクリート壁(打放し) ■新築及びリフォーム(透明・シルキーなツヤの仕上がり)■ 製品名: メグゼシール 新設の場合はコンクリート壁が最低でも30日以上養生され、pHが8以下で含水率が8%以 下になっていることが理想的です。 pHが8以上の場合は白濁や塗装後の耐久性に問題が生じます。新設の場合には塗装前に 目立たない小さな所で試験する必要があります。通常二回のコートが必要です。一回目のコー トは、コンクリートにメグゼシールが吸収されますから濡れて色が変わる程度のコートで止めま す。二回目も薄く塗り広げるように塗膜が厚くならないようにコートします。 シルキーなツヤの仕上がりになり、以後濡れた雑巾で掃除できます。 リフォームの場合はメグゼシールが透明のため、汚れを丁寧に落としてからコートします。
汚れがひどい場合はエナメル製品で塗りつぶした方がきれいに仕上がります。 製品選定は クロス貼りと同じです。
■新築・ムク材(着色仕上)■ (下塗) 製品名: ロック・インサンディングシーラー 完全浸透性のシーラーです。 木材表面の吸収率を整え、上塗り塗料の使用量を減らすこと ができます。塗装後はヤニやタンニンの染み出しを防ぐステインブロッカーとしても有効です。 水性塗料にありがちな木目浮きや、以後の水性塗料による毛羽立ちを最小にします。ワンコ ートで十分です。水で薄めることは厳禁です。着色用ステイン塗料の吸収性を均一にしますか ら色ムラを押さえる効果も高いシーラーです。乾燥後(通常二時間程度)に#240のペーパー でサンディングを必ず掛けて下さい。 (着色) 製品名: デュロステイン(各色) 水性の浸透性の高い木材着色剤です。刷毛・ローラー・スプレイで塗装できます。出来れば拭 取りを行うと均一な仕上がりが得られます。乾燥が早い着色剤ですから、乾燥が早すぎ拭取り が困難な場合は乾燥弛緩材(フローエクスンダー)を5%以内で混ぜて下さい。混ぜすぎると乾 燥が極端に遅れます。 好みに合わせ塗り回数を調整して下さい。二回目のコートからシルキ ーなツヤが出て好みによればトップコートを必要としません。 基本色は7色しかありませんが、各製品とも混ぜ合わせる事が出来ますから、例えばシーダー 色を濃くしたい場合にはオーク色を少し配合して希望色を作ることが出来ます。 塗装上の注意は、刷毛塗りの場合厚く塗り過ぎますと、樹脂成分が高い塗料ですから刷毛目 が残りやすい傾向があります。出来るだけ薄く、塗りにくい場合は5〜10%以内の水で薄める と流動性が上がり刷毛目も残らないようになります。 (仕上塗り) 製品名: アクリラック・クリア(光沢仕上)/サテン(半光沢仕上) 光沢のある仕上がりはアクリラック・クリアを1ないし2回コートします。半光沢の仕上げはクリ アをコートしその上にアクリラック・サテンをコートします。重ね塗りの間隔は最低でも2時間は 置きます。水で薄めすぎた場合、2回目のコートが弾かれる事がありますから薄めすぎない様 にして下さい。水で薄める必要がある場合でも5%以内に留めて置いて下さい。
注意点: 1.デュロステインは乾燥が早い水性木材着色剤です。広い面積に塗装する場合、乾燥が早 過ぎ拭取りが出来ない場合には、乾燥弛緩剤(フローエクステンダー)を5%を限度として加え て下さい。加えすぎは乾燥しないこともありますから十分注意をして下さい。 ■新築・ムク材(白木・半光沢仕上)■ (下塗) 製品名: ロック・インサンディングシーラー 完全浸透性のシーラーです。木材表面の吸収率を整え、上塗り塗料の使用量を減らすこと ができます。塗装後はヤニやタンニンの染み出しを防ぐステインブロッカーとしても有効です。 水性塗料にありがちな木目浮きや、以後の水性塗料による毛羽立ちを最小にします。ワンコ ートで十分です。水で薄めることは厳禁です。着色用ステイン塗料の吸収性を均一にしますか ら色ムラを押さえる効果も高いシーラーです。乾燥後(通常二時間程度)に#240のペーパー でサンディングを必ず掛けて下さい。 (仕上塗) 製品名: デュロステイン・クリア 素材感を重視する場合は刷毛やローラー塗り後、乾燥する前に拭取りをします。良く乾燥さ せた後にペーパー#400か600で軽く毛羽取りを行い、表面を仕上げます。状況を見て二回 目のコートが必要であれば同じ手順で行います。 製品名: アクリラック・サテン 表面にフィルムを付け重厚感を出したい場合はアクリラック・サテンを使用します。刷毛塗りが 基本です。ローラーは泡かみの原因になりますから厳禁です。 一回目はアクリラック・クリア をコートし、十分乾燥させた後、#400のペーパーで軽く毛羽取り後アクリラック・サテンをコー トします。
■新築・ムク材(白木・光沢仕上)■ (下塗) 製品名: ロック・インサンディングシーラー 完全浸透性のシーラーです。木材表面の吸収率を整え、上塗り塗料の使用量を減らすことが できます。塗装後はヤニやタンニンの染み出しを防ぐステインブロッカーとしても有効です。水 性塗料にありがちな木目浮きや、以後の水性塗料による毛羽立ちを最小にします。ワンコート で十分です。水で薄めることは厳禁です。着色用ステイン塗料の吸収性を均一にしますから色 ムラを押さえる効果も高いシーラーです。乾燥後(通常二時間程度)に#240のペーパーでサ ンディングを必ず掛けて下さい。 製品名: アクリラック・クリア 刷毛塗りが基本です。粘度が高く刷毛目が気になる様な場合は5%の水で薄めます。薄めす ぎに注意して下さい。耐久性や仕上り感から二回コートが基本です。一回目のコート後に十分 乾燥させ、#400か#600のペーパーで毛羽取りをする事が仕上りを更に良くします。
注意点: 1.アクリラック・クリアはローラーでは塗装できません。泡かみの原因になり、塗膜中に小さな 気泡が残り仕上りが悪くなります。
フローリング 合板フローリング・UV塗装 製品名: ポリウレシール BP クリア(光沢仕上)/サテン(半光沢仕上) ウレタン樹脂の含有量が高く、乾燥が早い耐久性の高い塗料です。フッ素やシリコン加工され たフローリング材には使用できません。刷毛、パッド、アプリケーターで塗装します。ローラーは 泡かみの原因になりますから厳禁です。 粘度が高く、刷毛目やすじが残る様でしたら5%の 水で薄めて使用します。 耐久性や仕上り感から二回のコートがお勧めです。 一回目のコートが乾燥後、重ね塗りする前に毛羽取りを#400か#600のペーパーで軽くす ることが仕上りを更に良くし、密着性を上げます。
製品名: ポリウレシール XP クリア(光沢仕上)/サテン(半光沢仕上) BPクリアの廉価品。塗装法などは全くBPと同じですが、ウレタン樹脂の含有量が少なく耐久性 がBPに比べ多少落ちます。
注意点:BP/XP共通 1.レベリング性能の高い塗料ですが、刷毛目などが残り仕上りが悪い場合は5%の水で薄め て使用して下さい。ローラー塗装は泡かみの原因になりますから厳禁です。 2.湿度の高い日や温度の低い日の塗装は極力避けて下さい。湿度の高い日にどうしても塗 装しなければならない場合は、工場扇などで空気の流れを作って塗装面の空気の水蒸気が飽 和状態にならない様にして下さい。 このような場合には重ね塗りの時間を長く取っても指圧乾燥までに達していませんから、重ね 塗り後塗膜が白濁する場合があります。 この白濁が取れるまでには2〜3週間掛かる場合 があります。 3.スプレー塗装で表面に小さな凹凸の表面に仕上がる場合は、温度が低過ぎる、塗膜が厚 過ぎる、スプレイガンを近づけ過ぎ、スプレイ圧が高過ぎなどの原因が考えられます。その時 の状況に応じて、暖めるか水で薄め流動性を上げたり、圧を調整して下さい。 ムク材フローリング・着色 ■新築・ムク材(着色仕上)■ (下塗) 製品名: ロック・インサンディングシーラー 完全浸透性のシーラーです。木材表面の吸収率を整え、上塗り塗料の使用量を減らすこと ができます。塗装後はヤニやタンニンの染み出しを防ぐステインブロッカーとしても有効です。 水性塗料にありがちな木目浮きや、以後の水性塗料による毛羽立ちを最小にします。ワンコ ートで十分です。 水で薄めることは厳禁です。着色用ステイン塗料の吸収性を均一にします から色ムラを押さえる効果も高いシーラーです。乾燥後(通常二時間程度)に#240のペーパ ーでサンディングを必ず掛けて下さい。 (着色) 製品名: デュロステイン(各色) 水性の浸透性の高い木材着色剤です。 刷毛・ローラー・スプレイで塗装できます。出来れば 拭取りを行うと均一な仕上がりが得られます。乾燥が早い着色剤ですから、乾燥が早すぎ拭 取りが困難な場合は乾燥弛緩材(フローエクスンダー)を5%以内で混ぜて下さい。混ぜすぎる と乾燥が極端に遅れます。好みに合わせ塗り回数を調整して下さい。二回目のコートからシル キーなツヤが出て好みによればトップコートを必要としません。 基本色は7色しかありませんが、各製品とも混ぜ合わせる事が出来ますから、例えばシーダー 色を濃くしたい場合にはオーク色を少し配合して希望色を作ることが出来ます。 塗装上の注意は、刷毛塗りの場合厚く塗り過ぎますと、樹脂成分が高い塗料ですから刷毛目 が残りやすい傾向があります。出来るだけ薄く、塗りにくい場合は5〜10%以内の水で薄める と流動性が上がり刷毛目も残らないようになります。 (仕上塗り) 製品名: ポリウレシール BP クリア(光沢仕上)/サテン(半光沢仕上) ウレタン樹脂の含有量が高く、乾燥が早い耐久性の高い塗料です。フッ素やシリコン加工され たフローリング材には使用できません。刷毛、パッド、アプリケーターで塗装します。ローラーは 泡かみの原因になりますから厳禁です。粘度が高く、刷毛目やすじが残る様でしたら5%の水 で薄めて使用します。耐久性や仕上り感から二回のコートがお勧めです。 一回目のコートが乾燥後、重ね塗りする前に毛羽取りを#400か#600のペーパーで軽くす ることが仕上りを更に良くし、密着性を上げます。
注意点: 1.リフォームの場合、使用されていたワックスの影響が出ますから理想的には強力なワック スリムーバーを使用した方が確実です。リムバーを使用した場合には半日間は換気をし、有 害揮発成分を室内から放出します。 ムク材フローリングのリフォームは、サンディングをして木地調整してから塗装することが原則 です。 合成樹脂フローリング(クションフロア-、Pタイル) (下塗) 製品名: ハードシール 本来の使用目的とは異なりますが、密着性と封止効果が高いシール剤ですので合成樹脂フロ ーリング材とトップコートとの架橋剤の役割をします。更に、合成樹脂からの可塑剤の染み出し を防ぐブロッカーとしての役割も持たせます。二回コートを必ずして下さい。重ね塗りの間隔は 半日以上置いて下さい。 (上塗) 製品名: ポリウレシール BPクリア/サテン、 XPクリア/サテン ウレタン樹脂の含有量が高く、乾燥が早い耐久性の高い塗料です。フッ素やシリコン加工され たフローリング材には使用できません。刷毛、パッド、アプリケーターで塗装します。ローラーは 泡かみの原因になりますから厳禁です。 粘度が高く、刷毛目やすじが残る様でしたら5%の 水で薄めて使用します。耐久性や仕上り感から二回のコートがお勧めです。 一回目のコートが乾燥後、重ね塗りする前に毛羽取りを#400か#600のペーパーで軽くす ることが仕上りを更に良くし、密着性を上げます。
注意点: 1.合成樹脂に含まれる可塑剤の処理を確実に行わなければ、フローリングにポリウレを使用 した場合、塗膜が柔らかくされ、砂や硬いゴミが塗膜に食い込み汚れとして汚くなります。 ま た、スタックが発生し塗装後のクレームにされ、対応策は完全に塗膜をサンディングで落として 再塗装しかありません。 製 品 選 定 ガ イ ド
特 殊 用 途 撥水剤 ■外装用木材等(撥水効果)■ 製品名: ウォーターシールド 浸透性の撥水剤です。多孔質な材質の物に撥水機能を持たせるシーラーです。 勿論、内装 用の撥水効果が必要な物に使用できます。吸収性の無いガラスや金属、合成樹脂には使用 できません。 一回しか塗装出来ません。 乾燥後はどのような水性塗料も塗装できなくなりま す。
注意点: 1.木材の種類により黒く変色する場合があります。 この場合ロック・インを塗装してから使用 して下さい。 新設コンクリートの場合は30日以上養生後にしか使用できません。 2.浸透性で表面にフィルム層を作りにくい塗料ですが、塗布量が多過ぎると表面のスタックが 2〜3週間残る場合がありますから、塗り過ぎに最善の注意をして下さい。 3.塗料中に白いスカムが浮いている事がありますが、これはワックス成分ですから、よく攪拌 して出来るだけ溶解させて使用して下さい。 撥水メンテナンス材 製品名: ペネトレーティングウォーターストップ ウォーターシールドの撥水効果が落ちてきた時のメンテナンス用撥水剤です。 ウォーターシー ルドは乾燥後、撥水効果でウォーターシールド自身を弾きますが、ペネトレーティングウォータ ーシールドは浸透性が高いので、ウォーターシールドがダメージを受けた部分に浸透して撥水 性を回復させます。 キッチン廻りの撥油・撥水剤 製品名: メグゼシール 造膜タイプの撥水剤で、食物油にも有効です。 シルキーな光沢の仕上りのクリアフィニッシュ です。 二回コートが必要です。 ローラーでの塗装は泡かみの原因になりますから厳禁です。 水に濡れても滑りにくい仕上りが得られます。 厚塗りは逆にメグゼシールの耐性を落とします から出来るだけ薄く二回コートする事が有効です。
注意点: 1.リフォームの場合、食物油の蒸気や油性汚れの付着した所に塗装する可能性が有ります から、密着性の観点からSefechoiceスーパークリーンを5倍の水で薄めた液で雑巾がけをして から塗装することを、お勧めします。 2.厚く塗らず薄く均一なフィルムを作る様に塗装します。厚いフィルムを造膜させますと却って 耐久性を落とします。 有害ガスの放散防止と下地から放散される臭い防止 製品名: セーフシール(半光沢仕上)/ハードシール(光沢仕上) 押入れや家具に使用されているベニヤや合板から放散される有害ガスや臭いを防止する目 的で塗装します。 原則的には二回のコートが必要です。 指触乾燥が早い塗料ですが、重ね 塗りには最低ニ時間は置いて下さい。 刷毛、ローラー、スプレイで塗装できます。
金 属 製品名: メタルコートプライマー 銅以外の全金属やコンクリートに使用できるプライマーです。 金属の伸び縮みに追従できる 伸縮性を持ったプライマーです。 刷毛、ローラー、スプレイで塗装できます。 粘度が高く履け 目が残るような時は5%までの水で薄められます。 薄め過ぎると塗膜が完成する前に金属が 錆び、プリマ−表面まで錆びが浮きますから薄め過ぎは厳禁です。二回コートがお勧めです。
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