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小向小学校新築校舎問題〜4月7日から完全復帰へ
小向小学校新築校舎問題〜4月7日から完全復帰へ
(3月14日付け)
児童や教職員の健康被害により、昨年2月から小向生活改善センターで授業を行なっ
ている小向小学校の新築校舎問題について、4月7日スタートの新学期から新校舎での
授業を完全復帰したいとする市の方針が明らかになった。
13日の市議会一般質問で阿部徹議員の質問に西田修次教育長が答えたもの。
小向小新校舎は平成18年12月に落成し、19年1月の3学期から使用開始。しかし児
童・教職員の大半にシックハウス症候群と思われる症状が現われ、19年2月から1年
間、緊急避難的に小向生活改善センターで授業を行なってきた。
この間市では、児童・教職員の健康回復に努めるいっぽう、暖房や換気で室内空気中
の化学物質の低減対策を進め、道立衛生研究所などに依頼して化学物質濃度の測定
も実施してきた。これにより国が濃度基準値を定める13物質に含まれない2物質の濃度
が高いことが判明し、健康被害の原因である可能性も指摘された。
しかし昨年9月の測定では、総揮発性有機化学物質濃度(TVOC)が国の暫定的な指
針値である400μg(空気1立方メートル当たり)を初めて下回り、今年2月26日の再測定
ではさらに低い数値となったことから、市教委では「校舎の環境は大きく改善された」と
判断。これまで学校開放事業や、短時間の授業を行なうなどして安全性が確認できたと
して、新年度から完全復帰する方向になったもの。
なお最も症状が重い児童は新年度から中学生となるため、進学先の中学
校とも連携し「引き続き健康ケアを万全にしていく」(西田修次教育長)とした。
また、国が定める13種以外の化学物質が健康被害の原因と見られることから、市教
委では文部科学省を始め関係省庁に対して、学校環境改善に向けた要請を行なう方針
という。
(C)株式会社 北海民友新聞社

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