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(10月26日付け)
児童と教職員の体調不良により代替校舎での授業が行われている小向小学校で23
日、新築校舎対策委員会の懇談会が開かれ、今年6月の揮発性有機物質検査で比較
的高濃度だった3物質の由来が明らかにされた。2物質については体育館や図書室の内
壁に使われた塗料に含有していたが、残り1物質は測定器具に残留していたものだった
という。 北海道立衛生研究所健康科学部生活保健科長の小林智さん(農学博士)が訪
れて説明した。保護者や地域住民、市教委などから26人が参加した。
道立衛生研究所による校舎内の空気調査は6月7日、7月3日、8月2日、9月6日の4回行
われている。このうち6月の検査では、文部科学省や厚生労働省が基準値を定めている
13物質だけではなく、約100種に及ぶ化学物質を対象に実施。この結果、アセトニトリ
ル、テキサノール、ピロリドンの3種が比較的高い数値で検出された。
このうちテキサノールとピロリドンについては、体育館と図書室の壁面に使用した塗料の
溶剤として含まれていることがわかった。このため23日には、体育館と図書館の壁面に
各1ヵ所ずつ穴をあけ、壁内の空気をサンプリングする調査を、旭川の道立林産試験場
に依頼して実施。結果を待っている状態という。同委員会や市教委では、この調査によ
り、空気測定で検出された物質の発生源を特定したい考えだ。ただし、児童・教職員の
体調不良の原因物質かどうかは、わからないという。
いっぽうアセトニトリルについては6月の検査時のみ突出して多く、その後の検査では
ほとんど検出されていないことなどから調査を進めたところ、6月の検査で使用した測定
器具の一部に製造段階から残留していたことがわかり、小向小とは無関係であることが
明らかになった。
さまざまな揮発性有機物質の合計値であるTVOCについては、新校舎内5ヵ所での測
定の結果、空気1立方メートルあたり115〜204μgの範囲にあり、暫定的な目安とされる
400μgのほぼ半分以下になっていることも、改めて示された。
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