最先端のシックハウス対策
シックハウスのためのJIS規格として
平成15年7月に作られた小型チャンバー法です。
最低20リットルの容器に試験片を入れて
時間とともに容器の中に揮発する化学物質を採取してガスクロ分析する方法です。
今回制定した小形チャンバー法は、
ホルムアルデヒドのほかトルエン、
キシレン等のVOCも測定可能な試験方法であり、
今後のシックハウス対策の有効な測定手段となるだけでなく、
建材の放散速度が測定できることから、
実際の室内空気中のホルムアルデヒドやVOC濃度の予測も可能となります、
更に、共通の測定方法をJIS化することによって、
測定データの互換性・有効活用が図られ、
ホルムアルデヒドやVOC放散量の低い
建材の開発、普及・拡大に大いに役立つと考えられます。
しかし残念な事にこのJIS規格試験をパスする事の出来る製品は
ほんの一握りでしかありません。
F☆☆☆☆規格の出現でフォルムアルデヒドは
ほとんどの工事の環境測定から駆逐されました、
しかし代替のトルエンの検出が多くなっています。
厚生労働省で規制する13物質の中のフォルムアルデヒドを
排除してその代わりとして同じ規制物質のトルエンを入れる。
ノントルエンと謳われて販売されている製品を
トルエンの検出管で試験すると簡単に検出されるケースがあります。
F☆☆☆☆の製品の購買調査では多くの製品が
その規格を満たさない事が発覚し認定方法の見直しが始まっています。
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