最先端のシックハウス対策

日本臨床環境医学会にてセーフコート使用事例報告です。
トップへ
トップへ
戻る
戻る

2006年7月7〜8日にかけて行われた日本臨床環境医学会において報告された事例で

す。

AEHF−JAPAN(アメリカ環境健康財団日本支部)(*1)の辻 幸一郎 氏

かくたこども&アレルギークリニック 角田和彦 氏、

北里大学薬学部、講習衛星講座・北里研究所病院、臨床環境医学センター、坂部 貢 

氏の発表から。

室内空気質に配慮したクリニックの設計・施工の例

(目的)多種類の化学物質が建材から放散し室内空気質(IAQ)の悪化による健康障害

を防ぐ為に建築基準法が改正され、それに伴い健康に対する意識の向上から天然木を

使用した住宅の需要も伸びている。しかし天然木であっても木材そのものが放散する微

量名化学物質(ホルムアルデヒド、‘αーピネン、βーリモネン等)により体調不良を認

める場合がある。今回、診療施設の設計にあたり患者にとって良好な空気質が得られる

よう建材、換気方法に配慮したクリニックを施工したので紹介する。

(対象)施工されたクリニックは宮城県多賀城市にあるKクリニック、木造二階建、軸組工法で

ある。

(材料と工法)壁・柱材・調度品は地元スギのムク材、床にはホワイトウッドを使用。臭い対策と

して水系アクリルエマルジョン塗料を使用し、床・天井の塗装をセーフコート・ロックインサン

ディングシーラー(*3)を塗布した。

この結果は、厚生労働省のガイドラインより低値を示し、今回の設計時に配慮した点がIAQ

(*2)の向上に極めて有効である事が分かった。と報告されました。

用語解説


(*1)AEHF−JAPAN(アメリカ環境健康財団日本支部)

「Dr.REAはアメリカ.ダラスにECU(環境コントロール施設)のあるクリニックを持ちCS

(化学物質過敏症)の診断と診療で国際的に著名です。"Chemical Sensitivity"4巻の著者で

世界的に有名な医師です。日本で唯一専門的に化学物質過敏症の検査・診療を行っている

北里研究所病院臨床環境医学センターはダラスのECUを参考にして作られています

Dr.REAはクリニックの他にAEHFを組織しています。ダラスのクリニックに併設されているAEHF

では、CS患者のための栄養補助食品、空気清浄器などの環境整具、住補修材などの開発を

行い、クリニックの活動をサポートしています。

さらにDr.REAは北里研究所病院近くに併設されたAEHF-JAPANをサポートしています。」

Dr.REAが推薦する塗料はセーフコートだた一つです。

(*2)IAQ (Indoor Air Quality)は、室内空気質を表します。つまり、住宅やビルなど建物の中

にある空気の質です。私たちが生活する室内環境下では、室内における空気の質が、私たち

の健康や快適さにとって重要な因子となります。

(*3)セーフコート・ロックインサンディングシーラーは木材専用の下地処理用特殊シールで

す。浸透性があり、木材着色の色ムラの低減やクリアトックコートの密着性を上げ、表面を改

質。ヤニ、タンニンなど木材樹脂の沁み出しをブロック。封止効果で下地材からの有害ガスの

放散も封止する。

ダラスのECUにはセーフコートが使われています。


トップへ
トップへ
戻る
戻る


Copyright (c) 2013/6/21 TNC corp. All Rights Reserved